エンサイン・ムルタックス
早期のムルテックス1は１９３６年のエンサイン・カタログ(Ensign Catalogue)に登場しています。 ムルテックス１は50mmのf3.5エンサーアナスチグマット付きです。
早期モデルの写真。 ニッケル仕様およびクロームバゼルで、レンズ上にパターンが彫られているのが特徴です。
「ムルテックス・モデル０」 ここに示されたエンサインムルタックスはモデル0です。
シャッタはフォーカルプレーン・タイプですが、非常に貧弱で、修理をしてもスピードは正確でなく、まともに動きません。 最初のモデルは１９３６年に作られ最終まで黒でした。 また、レンズマウントはニッケル製で、非常に魅力的です。 １９３６年に導入されました。 １９３７年には、モデル０が発売された、このモデルはサテンクローム仕上げで、最終モデル迄続けられた。 エンサインムルタックスの正面上の単語「ＥＭ」はエンサインのＥとムルテックスのＭが赤い文字で彫刻されている。 このカメラは余り評判が良くなく１９３８年に製造中止になりました。
技術的な詳細
レンズ: ロスエクスプレス f 2.9 53mm。
シャッター: エンサインフォーカルプレーン、1/2～1/1000秒。 (広告では１秒であった。)
フィルム・サイズ: 127(ベスト・ポケットサイズ)
ネガサイズ: 1・1/4"x 1(5/8)"で１４枚撮り。
ムルテックスのトップビューのシャッタ速度コントロール部分を示す。 スロースピード、ハイスピードセレクター、ダイレクトビューファインダがある。 シャッタ・コッキング・ノブの隣りにフィルムカウンター、枚数カウンター用の小さな窓およびリセットボタンがあります。
実際、もしあなたがエンサインのカメラをお持ちでしたら、私にそれらについての情報を教えて頂けませんか？
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